〜コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集,第13巻,pp221-228,2013.11〜

(株)国際建設技術研究所藤原 規雄

(株)国際建設技術研究所葛目 和宏

大阪市交通局蔀 直樹

(株)大阪メトロサービス伊藤 博幸

京都大学大学院宮川 豊章

要旨:

近年,ポストテンション方式PC橋のPCグラウト充填度の調査には,弾性波を利用した非破壊検査が用いられている.横締め鋼材を対象とした衝撃弾性波法,主鋼棒や主ケーブルおよびせん断鋼棒などを対象としたインパクトエコー法などがあり,それらの評価手法の確立が望まれている.本稿では, PC構造を模擬した供試体を用いて横締めの衝撃弾性波法やインパクトエコー法によるPCグラウト充填度調査についての実験を行い,短寸の床版横締め鋼棒に衝撃弾性波法を適用する際の測定方法や,薄い部材にインパクトエコー法を適用する際の評価指標などについての検討を行った.